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産後腰痛 について

産後腰痛とは?

「今まで痛くなかったのに…もしかして病気?良くなるのかな…」と不安を抱いている方も多いのではないでしょうか。

妊娠中や産後に抱える痛みは様々です。その中でも「腰痛」は、これまで経験したことがなかった方でも起こることが多く見受けられます。骨盤の歪みが残っていることや、前屈みの姿勢が増えることで腰への負担が大きくなること、赤ちゃんを抱っこする時間が増えて腰を反ってしまう機会が増えることなど、原因は様々です。

子育て中のお母さんの約70%が腰痛に悩んでいると言われており、特に0歳児のお母さんでは75%以上がその症状に苦しんでいると言われています。

産後腰痛の根本原因は?

産後腰痛の根本原因としては、妊娠および出産による身体の変化が挙げられます。具体的な身体のメカニズムとして、以下の問題が考えられます。

1.妊娠中の体重増加
妊娠期間中に胎児や胎盤、子宮の重さにより体重が増加し、腰部にかかる負担が増します。

2.妊娠ホルモンの影響
妊娠中に分泌されるホルモンの影響で腰部の関節や靭帯が緩みやすくなり、腰部の安定性が損なわれることがあります。

3.姿勢の変化
妊娠中の重心の変化や腹部の膨らみにより姿勢が前傾しやすくなり、腰部に負担がかかることがあります。

4.胎児の位置
胎児の位置が腰部や骨盤に圧力をかけることで、腰痛が引き起こされることがあります。

これらの要因が組み合わさり、産後腰痛の根本原因となる可能性があります。

こんなお悩みはありませんか?

産後腰痛画像01

産後腰痛ってなんですか?
→産後腰痛とは出産後、腰に痛みや不快感が生じる状態のことを言います。腰痛は個人差があり、痛みの程度や期間も異なります。

産後腰痛はなぜ起こるんですか?
→出産の際に分泌されるホルモンやそれによる骨盤の変化、腹筋の筋力低下、育児による姿勢の変化などが考えられます。

放置するとどうなるんですか?
→放置しても命には関わるものではありませんが、後々骨盤の歪みで周りの筋肉が強張っていき、他の関節にも症状が出ることがあります。

産後腰痛を軽減する施術はありますか?
→産後矯正という施術メニューがあります。出産により、開いて歪んでしまった骨盤を改善する施術です。他にもお腹周りの筋肉を鍛える電気施術もございます。

矯正は出産後すぐにできるの?
→すぐではなく産後2、3ヶ月後から行なっています。

産後腰痛に対する当院の考え

腰の痛みは、日常生活で腰部に負荷がかかることによって筋肉の緊張や不良姿勢が引き起こされ、それが痛みに繋がりますが、産後腰痛は、妊娠から出産にかけての身体の変化によって腰部にかかる負担が増加することが原因で引き起こされます。本来、腰痛は悪化しないように予防することが可能ですが、産後腰痛は妊娠中にはアプローチできることが限られるため、事前に予防を行うことが難しいです。

しかし、産後直後はまだ身体に悪い癖がついていないことが多いですが、産後の状態を放置すると、骨盤の変化、腹筋の筋力低下、姿勢の変化などにより、産後腰痛を発症するリスクが高まることがあります。したがって、状態にもよりますが、できるだけ早い段階での施術が重要になります。

産後腰痛はなぜ起こるのか?

産後腰痛が引き起こされる主な原因は、ホルモン分泌による骨盤の変化、体幹の筋力低下、姿勢の変化です。育児では、主に前傾姿勢を続けることが多くなります。

特に産後直後は、ホルモン分泌の影響で骨盤周りの筋肉や靭帯が緩みやすくなります。また、体幹周りの筋力も低下しており、そのため骨盤は左右に開きや歪みが生じやすくなります。反り腰などの不良姿勢も起こりやすい状態となっており、そこに日常生活で生じる負荷が加わることで、腰痛が生じやすくなります。

産後腰痛を放っておくとどうなるのか?

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放置しても命に関わるものではありませんが、骨盤の歪みが出産後に不調を引き起こす要因の一つとなります。

歪みを放置すると、骨盤周辺の筋肉が無理に引っ張られ、強張ってしまうことがあります。命には関わらないとしても、骨盤の歪みが姿勢に影響を及ぼし、他の関節にも負担がかかるため、肩こりや腰痛、反り腰などの症状が出ることがあります。

自力で戻すことが難しい骨盤を正常な状態に導き、様々な産後の不調を軽減するのが産後骨盤矯正です。当院でも産後矯正を行っておりますので、ぜひご来院をお待ちしております。

産後腰痛に効果的な当院の施術メニューは?

産後腰痛の軽減に効果が期待できる当院のメニューを3つご紹介します。

まず1つ目は「全身矯正」です。
全身矯正によって、背骨や骨盤の歪みを整え、背骨の周りの筋肉や骨盤周りの筋肉の負担を軽減することができます。

2つ目は「骨盤はがし」です。
全身矯正で背骨や骨盤にアプローチする施術と組み合わせて、骨盤はがしを行うことで、骨盤周辺や腰周りの筋肉の緊張を緩和させ、痛みの部位周辺の血流を軽減することが期待できます。

3つ目は「楽トレ」です。
楽トレでは、寝転んだままの楽な姿勢でインナーマッスルを鍛えることができ、腹圧を高めることで姿勢を良くし、矯正で整った姿勢を維持しやすくする効果が期待できます。

当院ではこれらの施術を通じて、産後腰痛の軽減をサポートしています。ぜひお気軽にご相談ください。

その施術を受けるとどう楽になるの?

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当院の「全身矯正」と「骨盤はがし」を行うことで、全身矯正で骨の歪みを整え、骨盤はがしで筋肉の緊張を緩和させることができます。骨のずれや筋肉の緊張を軽減することで、日常生活のふとした動作で痛みを感じることが少なくなり、本来の正しい体の動きができるようになります。これにより、運動時の筋肉への負担も減少します。

また、「鍼施術」や「猫背矯正」のストレッチ動作で血流を軽減することによって、産後腰痛によって損傷を受けた筋肉の回復をサポートし、関節や椎間板への負担を減らすことができます。矯正や鍼で整った姿勢を楽トレで腹圧を高めることにより、効果を維持しやすくなり、再発予防にもつながります。

産後腰痛を軽減するために必要な施術頻度は?

紹介イメージ

症状の軽減に必要な施術頻度としては、症状の辛さにもよりますが、1週間に2~3回ほど施術を受けていただくと、施術の効果をより実感していただけると思います。

人間の細胞や筋肉の状態が良い状態に変化し始めるのは、通常3か月からだと言われています。痛みの軽減を目指すだけなら、3か月ほどで十分ですが、症状が軽減し3か月ほどで施術を中断すると、脳が正しい姿勢を記憶していないため、徐々に元の状態に戻ってしまう可能性があります。

一般的には、人間の脳がその良い体の状態を記憶するには、半年から1年かかると言われています。再発予防のために、半年から1年を目安に施術を継続していただくことをおすすめします。