頭痛
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こめかみ辺りが痛い
首・肩周りが張っている
頭の後ろ、首の付け根から頭の前、こめかみにかけての痛みが増してきたなどのお悩みはございませんか?
これら3項目は全て頭痛で悩まれている患者様が問診時に訴えられることの多い症状です。五井西口整骨院で行う施術は、頭痛に対して対症療法ではなく、原因を特定し根本的に改善することが目的です。
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頭痛に対する自院の考え
頭痛の種類は大きく分けて3つあります。
①頭の片側、又は両側がズキズキ・ガンガンし、ランニングなど過度な運動で痛みが強くなる偏頭痛
②激しい痛みが片方の目の奥に起こり痛みに伴い涙が出てくる群発性頭痛
③首すじや肩周りの凝りが原因で頭に輪をはめて締め付けられているような痛みが起きる筋緊張型頭痛
痛み方によってもそれに伴う症状が変わってきます。頭痛と合わせて起こる症状として「吐き気」「音や光に過敏になる」「嘔吐」「鼻水・鼻づまり」など様々あります。痛みの出るきっかけとして多いのは1日中デスクワークで長時間画面を注視している、寝不足、アルコールの過剰摂取が挙げられます。他にも日常生活で精神的なストレスがかかっている時、女性だと月経周期に関係して現れる方もいらっしゃいます。パソコン疲れで痛みが出る方は毎日出ている方も多く、アルコールでの痛みは1〜2ヶ月間集中して起こります。 -
頭痛を放っておくとどうなるのか
頭痛には様々な痛みの出方があり、頭痛に伴って起きる頭痛以外の症状、きっかけ、周期なども人それぞれですが、全ての頭痛において共通していることは、放っておくと症状が悪化してくる点です。
みなさんが良く耳にする「偏頭痛」は季節の変わり目や気温の寒暖差が激しい時期に、自律神経が乱れることによって起こりやすくなります。特に20代から50代の女性が多くお悩みです。放っておくと頭痛だけでなく耳鳴りや肩こり、倦怠感を引き起こすこともあります。
頭痛の原因として最も多いのは「筋緊張型頭痛」です。先程もお話ししましたが首肩の凝りにより筋肉内の血液循環が悪くなり、老廃物が溜まり、神経を圧迫することにより痛みが起きてきます。
「群発性頭痛」に関してはいくつか原因が考えられますが、男女比では圧倒的に男性に多いことから男性ホルモンの分泌量に原因があると言われています。また睡眠中の決まった時刻に起こりやすい事から時間が関係している、痛みの出る目に栄養を送っている血管が何かしらの原因で流れが阻害されることにより起こる、とも言われています。 -
頭痛の改善方法
頭痛の改善方法ですが、ご自身でできることとして睡眠時間をしっかり確保する事が挙げられます。
次に偏頭痛に関してです。画像診断の技術が向上し分かった事ですが、脳の三叉神経という神経から一定量を超えて過剰に放出されるホルモンが原因だそうです。このホルモンの作用として血管の拡張を抑制する作用があります。血管壁に血液が当たり波打つような痛みの感じ方をします。
治療法としては薬物療法がありますが、一時的に痛みの出るホルモンを抑制するだけなので、私がおすすめするのはツボを刺激する方法です。首周りに集まっている血液を手や足に流してあげる為に腕にある「手三里」というツボや親指と人差し指の間にある「合谷」、足にある「崑崙」「足臨泣」に対してアプローチしていきます。これはご自分でも簡単にできることなので、お仕事の空き時間や寝る前に5分時間を取ってツボ刺激して頂くのがオススメです。指で押すのも良いですが刺激が強すぎる場合はテニスボールなどを転がして刺激していくのがオススメです。 -
頭痛にはどんな施術メニューがおすすめですか?
ツボ刺激をする際の注意点として、食事の前後30分間やお酒を飲んだ後は控えて頂く事です。また刺激を加えていく部分に痛みや腫れ、熱感がある時も控えましょう。今説明させて頂いたツボ刺激はあくまでもセルフ治療なので一時的な対処になります。
五井西口整骨院では片頭痛でお悩みの患者様に対して根本的に改善していけるよう、鍼施術・頭蓋骨の矯正施術を用意させて頂いています。鍼に関しては東洋医学の知識を用いて施術させて頂きます。
最後に筋緊張型頭痛に関してですが、上記でも記載しましたがデスクワーク中に上半身を前に丸めた姿勢で長時間いることにより筋肉の硬さが段々と目立つようになってきます。頭や肩周りを支える筋肉に大きな負担がかかり、頭の筋肉が緊張して頭痛が起こってきます。症状を改善していくにあたっては、デスクワーク中の姿勢を正すことが大切です。丸まった姿勢ではなく正しい姿勢を保ち、お休みの日などに適度な運動をしていきましょう。 -
改善するための治療頻度は?
では、「正しい姿勢」はどのような姿勢かわかりますか?わからない方がかなりいらっしゃると思いますが、痛みが出にくいお身体を作るために、当院では姿勢の矯正治療を行っています。いくら正しい姿勢に直しても一度の施術だけでは数日で元の悪い姿勢に戻ってきてしまいます。頭痛を改善するためにも2日か3日置きに1回のペースで施術を続けていただくと痛みの出にくいお身体づくりが出来てきます。
また、症状が酷い方には鍼施術をオススメしています。鍼施術の利点はお身体の深部の筋肉に直接アプローチをかけられることです。長年悪い姿勢が続いている方は深部の筋肉にまで硬さが出てきて痛みの原因となってくるので、鍼でアプローチをかけると効果的です。
緊張性頭痛で精神的なストレスからくるものもあります。精神的ストレスがかかることにより身体の自律神経が乱れることによって痛みが出てきます。当院では自律神経の乱れを整える施術があり、週に1回のペースで患者様の症状の重さによって期間を決めさせていただいています。